「生味噌の中では、常温でも、セレウス菌は増殖しないのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。味噌は、常温で売っています。セレウス菌が常温の味噌の中で増殖したら新型コロナより大きな問題になるかも知れません。」

「なるほど」と町会長。

「ウェブを検索したら、『みその秘密にせまる ~なぜみそによる食中毒報告は0件なのか?~』というウェブページが見つかりました。」

「味噌の製造販売会社のサイトですか」と町会長。

「長野県諏訪清陵高等学校のサイトです。」

「高校生が味噌の秘密に迫ったのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。『テーマ設定の理由』に、『長野県が全国一位を誇っている地域産業のみそについて目を向けた。みそには食中毒報告が0件だという。みそには有害な菌を増やさない性質があることを知り興味を持った』と書かれています。」

「なるほど」と町会長。

「『概要』には、『みその抗菌作用を確認し、様々な調味料と比較してその原因を調べた。その結果、塩分やアルコール以外にも、みそに生息する乳酸菌の分泌物、乳酸そのものが抗菌作用をもっていることを明らかにした』と書かれています。」

「味噌にはアルコールが入っているのですか」と町会長。
 
「生味噌には入っていないのですが、味噌が発酵するのを止めるために入れているものが多いのです。」

「発酵を止めないと問題が起こるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。味噌が発酵するときに二酸化炭素が発生するので、味噌を容器に密閉すると、容器が膨れ上がり、最後に爆発します。」

「二酸化炭素が抜けるように、通気口を付けることはできないのですか」と町会長。

「僕が使っている味噌の容器には通気口が付いていますが、通気口を付けるよりアルコールを添加した方が安上がりなので、アルコールを添加しているものが多いのです。」

「なるほど。ところで、清陵高等学校の生徒は、どういう実験をしているのですか」と町会長。

「感染症に対する抗菌薬の有効性を判断するのに薬剤感受性試験が行われます。その薬剤感受性試験の1つに、ディスク拡散法と呼ばれる方法があります。清陵高等学校の生徒は、ディスク拡散法の原理を上手に使って、塩分とアルコール、酵母菌、乳酸菌、バクテリオシンの抗菌作用を調べています。」

「『バクテリオシン』と言いますと?」と町会長。

2021/9/8

<それじゃあどうする42>
米国で、車やスマフォ、コンピューターのOS、コンピューター言語などの設計や改良を行えるのは、日本の天才系より知力が高いユダヤ系しかいないと推定していたが、コーラで臂臑を緩めることによって知力を上げた米国系ユダヤ人が日本の天才系ができないような仕事をしていると考えれば納得が行く。

それじゃあ、なぜ、中国人が至宝三鞭丸を輸出規制の対象にしたように米国もコーラを輸出規制の対象にしないのかとか、コーラを全世界に販売することが米国の覇権のマイナスになるのではないかと思う人はいるのではないだろうか。<続く>

2024/8/22